人気ブログランキング | 話題のタグを見る

猫好きなのに猫が出てこないブログ(HN:猫神猫爺)


by stray-blackcat
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

大器晩成

Sankei Webより
将棋連盟、アマ瀬川氏にプロ編入試験 戦後初の特例

 日本将棋連盟は26日、東京都内で通常総会を開き、アマチュアの強豪、瀬川晶司氏(35)が提出したプロ入りの嘆願書に対してプロのフリークラスへの編入試験を実施することを決めた。
 1944年にアマチュアの強豪が特例適用でプロ棋士になった例はあるが、プロ昇進を厳しく規制してきた将棋連盟が門戸を開放するのは戦後初めて。
 瀬川氏が2月に嘆願書を提出。同連盟理事会は対応策を練った結果、編入試験実施の可否を総会に諮り、賛成129票、反対52票、白票8で可決された。
 米長邦雄新会長は「これは特例中の特例。三段リーグ経験者にも道が開かれ、画期的なこと」と語った。
 これまで将棋のプロ(四段)になるには、棋士養成機関の奨励会に入り、さらに昇段を重ね約30人で戦う「三段リーグ」を勝ち抜くしか道はなく、原則的にプロ昇格は年間4人に限定されていた。また26歳までにプロにならないと自動的に退会させられる年齢制限もあり、三段だった瀬川氏はこのためプロを断念した。しかし、アマチュアで対プロ棋士の公式戦勝率7割以上の実績を積んで嘆願書を提出した。
 瀬川氏は「チャンスを生かせるかどうかは自分次第。ベストを尽くしたい」と抱負を語った。
(共同)


どのこ世界にも枠を設けて閉鎖的にしているところは多々あります。
これからの21世紀は織田信長が楽市楽座を設けて座を崩壊させたように、閉鎖的な組合など崩れていくようになるのでしょう。
何時までも今までの枠を設けていては、それ以上の発展はありえません。
今回の瀬川晶司氏は過去に奨励会に所属して三段まで上がって年齢制限で退会を余儀なくされた経緯がありますから、ズブの素人というわけでは無いのでしょうけど、中年に勇気を与えてくれたのではないでしょうか。

角界の出羽の郷といい、将棋の世界の瀬川氏といい、中年の人も努力すれば路は開けるということだと思っています。
ITの世界では若者ばかりが目立っていますが、ミドル年齢の人達よ、頑張りましょう。
by stray-blackcat | 2005-05-27 00:19